木花

コノハナ

蕗の薹

冬に入ると、あちこちから里芋が届く。

下ノ畑にも里芋が沢山あるのだけれど

食べ終わってから、と思っていると

いつの間にか春になっていたりする。

芽が出る準備をしているところを

掘り上げるのは、なんだか申し訳ないから

寒さの残るうちにと、慌てて掘りに行った

ついでに、畑の畝を整える。

そしたら、ふきのとうが、目に入った。

あ。

春だ。

 

昼間、畑に居るのが、心地よくなってきたから

なるべく行くようにして、今年はがんばろう、と

毎年思うことを、今年も思っている。

今年は、丁寧にしたい、と思う。

 

ふきのとうを摘んで帰って

ふきのとうみそにした。

 

春は苦み。

 

そう言って笑う、晃太郎センセの顔が思い浮かぶ。

 

春は酸味。

 

朝一粒の梅干しが

大変美味しい季節になりました。