京都のヨガスタジオ FIVE ELEMENTSで
ヨーガの先生、金菱さんの
バガヴァットギーターお話会『はじめに~概説編~』
に参加させていただきました。
http://www.kenbisalon.jp/topics/yoga/901/
バガヴァットギーターというのは
広辞苑くらいの厚さの本が全十八巻連なる
バガヴァット(神様、或いは世尊、偉い人)の詩
だそうです。ここに、スートラ(経典)とは
また違った形で哲学が包含されている(らしい)。
会では、ギータ―に至るまでのあらましと
次の言葉が紹介されました。
「あなたの職務は行為そのものにある。
決してその結果にはない。
行為の結果を動機としてはいけない。
また無為に執着してはならぬ。
アルジュナよ、執着を捨て、
成功と不成功を平等(同一)のものと見て、
ヨーガに立脚して諸々の行為をせよ。
ヨーガは平等の境地であると言われる。」
※上村勝彦訳「バガヴァットギーター」(二.四七~四八)
この一節の解説から、参加者の質問が生まれ
それに応えるひとがあり、その話の中身は
自分がいま正に抱えていた課題と同じものであり、
次の一歩へとつながるきっかけを得た気がしました。
こういう会話こそ大切にしたい、と
金菱さんも言っていました。
お話し会は四月から一年間を通して続く予定です。
また機会を得て、一度でも参加できればよいなと思います。
因みにyoga
ヨーガというのは、インドから直の流れを汲み
ヨガというときは、西洋を通過した流れを汲むと
イメージすればよいようです。
発音の違いが伝承ルートの違いを示しているのですね。
そうして、先の一節を聴いていて、やっぱりわたしは
「ヨーガってなぁに?」と思うのです。
その辺りを、春のヨーガ合宿で伺えたらいいなと思います。