木花

手しごと コノハナ

ウラディスラフくん

 

ウクライナの青年ウラディスラフくんは一九九五年生まれ。

慢性腎機能不全のため血液透析を受けており、一九九八年に

チェルノブイリ原発事故による障害児と認定されました。

 

「僕は生きたいのです!」という彼のことばに動かされ、

希望していた腎臓移植手術の費用六万ドルを支援するため

美杉むらのわ市場でも昨秋

チャリティーバザーを開かせていただきました。

 

その後、支援が叶い、奇跡的にドナーも見つかり

今年の五月十一日には、手術成功の一報が届きました。

 

自分の力だけではどうしようもないことが

想いをことばにしたときに、動き出すことがある。

或いは、想いが祈りとなって、動き出すことがある。

追い込まれたときに自分だけが押せる、いのちのスイッチがある。

 

彼のいのちが、現実を引き寄せたのだな、と思うのです。

手術ができることになったよ、と

チェルノブイリ子ども基金の佐々木さんが教えてくれたとき

わたしは多分、生まれて初めて

自分以外の誰かのことがうれしくて泣きました。

 

ご協力いただいた皆さまのおかげです。

ありがとうございます。

 

この後も、回復治療は一年続き

生涯にわたり検査と二種類の薬が必要で

彼は、その為の費用も捻出していかなくてはなりません。

元気で働けるからだがないときの

こういう負担はこころを締め付けます。

 

わたし個人にできることは小さくても

この縁を受け止めて

これからもできることをしていきます。

彼のいのちは、わたしのいのちでもあると感じているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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