木花

手しごと コノハナ

「知らない」

星野源さんの歌。

アルバム「STRANGER」の終わり

レコードノイズからの流れが好きです。

一曲目「化物」も好き。全部好き。

 

七年前に手術を受けた後、心底弱って

私は雑多な情報を受け取ることができなくなった。

頭がごちゃごちゃしてしまう

そんな風に、言って

テレビも情報誌も、フェイスブックも、携帯も

全部手放して、一番薄い新聞だけにして

ずっと、自分の世界を立て直していた。

昔好きだった本も服も、随分捨ててしまった。

 

「知らない」を聴くと泣いてしまう。

それはこの曲が生まれたときに

彼の心が泣いていたからじゃないだろうか

そんな風に、涙が出る。

  

源さんは音楽家で、俳優で、文筆家である。

初エッセイ「そして生活はつづく」から追って読んでいくと

最新刊の「いのちの車窓から」に至って

びっくりする。

だってすごく、成長しているのだ。

ほんの七、八年の間に、始めは苦手だったという文章が

すごく巧くなってる。

先日、詩家の先生が教えてくださった

文章の書き方のこつ、が今は全部入ってる。

人間の本質はくだらない、ということも。

 

「蘇る変態」に

くも膜下出血から完全復活までの一年が

ありのまま書かれている。

死に直面するという経験が、この人をどれだけ変えたか。

すごい人だと思う。

くだらなくて、スケベで、一生懸命で、誠実。

努力の人だと思う。

自分もがんばろう

そう思わせてくれるのものは、どこにでもある。

 

都会とか田舎とか

マジョリティーとかマイノリティーとか

世界を何かで括っていると見えなくなるものがある。

 

いまの自分に必要なものを選ぶ

それを選ぶ自分を信じる

それができたら幸せ。

 

いろんなものを、捨てずに持ちながら

すっと立っていられるような人に、なりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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十月八日の美杉むらのわ市場

明日は、むらのわ。

この季節は汁物で塩分をとるのがよいそうで

お味噌汁がおいしいです。

そんなわけで、メニューは

おむすびとお味噌汁のお弁当。

紅茶も用意しています。

 

秋のお休みは皆忙しいでしょうが

山のなか

小さな静かな市場では

のんびり秋を楽しみましょう。

 

 

 

 

 

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秋の日

ばたばたの夏が終わり

縁あって映画やドラマを沢山観て一息つきました。

ドラマはもう随分長いこと観ていなかったから

こんなのもやってたんだなーとか

ああ、こういう話も私は嫌いじゃなかったとか

そういえば小物も食べ物も、昔好きだったものは

好きかと問われれば、やっぱり今でも好きだなとか

でも以前ほど執着することなく、

一時遠ざけていたほど避けることもなく、

そういう色々を手にしている自分がいます。

 

そろそろ、スタート。

日が短くなったので、犬の散歩もごはん作りも

夕方は三十分前倒しになりました。

朝起きて、犬の散歩に行き、ごはんをやり

自分も食べて、夕方まで自由時間。

その間に、仕事や遊びや休憩を入れて

また散歩とごはん。その繰り返しです。

生きるって、自分にとっては、今は

そういうことです。同じ、繰り返しのなかで

陽は短くなり、風は冷たくなり、山の色が変わる。

毎日同じ、だけど、同じ日はないですね。

身の回りを片付けながら

春ごろまで、服作りに専念しようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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九月十日の美杉むらのわ市場

明日の市場は

お結び弁当と手縫いもの

どちらも少しずつ、ですが

予定しています。

 

グラフィックデザイナーの武田さんとつくった

素的なむらのわポストカードも販売します。

 

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ぼやぼやっと過ごしているうちに

ひと月が経ってしまいました。

 

涼しくなってきて

ようやく畑もすっきりしてきたような。

 

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そろそろ新しい始まりです。

 

 

 

 

 

 

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むらのわ@ヒストリーパーク

十三日日曜の美杉むらのわ市場は

美杉町の下之川という地区にある

キャンプ場での開催となりました。

むらのわ始まって以来、初めての

別会場開催です。どうなることか

楽しみです。緑鮮やかなイメージ。

 

今月、お結び弁当はお休みをして

下駄を並べてお待ちしています。

 

手弁当で楽しんでいただけたらと

(人任せに)思ったりしています。

 

詳細は、コチラ

美杉むらのわ市場

 

 

十五日まで、朔さんで

沓沢佐知子 立体造形作品展

開催されています。(十一時~十六時)

鹿カレーもいただけますよ

むらのわに絵を描いてくれる佐知子さんの

作品展。こちらも是非お出掛けください。

朔 美杉

 

 

 

 

 

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「世界はうつくしいと」

長田弘さんの、詩集です。

 

こんな風に丁寧に

ことばを扱う人がいるなら

まだ

ことばにできることがあると

希望をもてます。

 

なかに、

「すべての人間の不幸は、

部屋に一人で静かに座っていられないことに由来している。」

という、パスカルのことばが引用されていて

 

あぁ、そう

今度こそ、そのように生きてみようと

自分を定めているところです。

 

一人で静かに座る、小さな自分のなかに

大きな大きな宇宙が、広がってくる。

 

そのように暮らすことが

伝える、ということに(不思議だけれど)なる。

そんな気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

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土用

六月くらいまで、集中する力が働いていて

それから弾けて、まとまらなくなり

いま

少しずつ、自分本来の力加減に戻ってきているような

そんな感覚です。

 

そんな心の動きをよそに

田んぼの稲はぐんぐん生長し

いつのまにか穂に米粒がついています。

 

畑も草刈りをしていると

昨年や、もっと前の種から芽吹いたのか、

ひょいと伸びている葉っぱに出合います。

 

何にもないのに、

何を糧にこんなに生えてくるんだろうと思い、

何にもないから生えることができるのだと

ふっと、気がつく。

その繰り返しです。

何もなければ、大地はこんなにも力強い。

 

土用は、自分を見つめる良い機会。

心に生まれた色々なものを

よくよく吟味しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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